ご挨拶

第40回Microwave Surgery 研究会の開催にあたり

謹啓

この度、第40回Microwave Surgery 研究会の会長を担当させていただくこととなりました。記念すべき第40回学術集会の任をいただき大変光栄に感じております。 Microwave Surgery研究会は、マイクロ波を中心とした電磁波の医学応用に関する事業を行い、関連学会等の団体及び企業との連携を図るとともに医療従事者の教育と知識の普及を行い、臨床医学及び医用工学の進歩発展に寄与し、学術文化の発展と医療福祉に貢献することを目的として発足致しました。Microwave Surgeryは日本発の医学として世界からも注目されています。現在、日常診療におけるエネルギーデバイスはなくてはならない存在です。内科、外科だけでなく、婦人科や泌尿器科領域にも応用されるようになりました。

第40回研究会は“Ablationの新境地を拓く”というテーマのもと、マイクロ波のみならず様々なエネルギーデバイスのこれまでの歴史・実績を振り返り、今後の方向性を見据える機会としたいと考えております。

理念に沿った実りあるプログラムの構築を念頭に置き鋭意準備に努めております。本年2月に開催された第39回総会・学術集会研究会と同様に、新型コロナウイルス感染状況から参加者の皆様の安全に配慮するため、ハイブリッド開催(現地及びウェブによるオンライン開催の併用)を予定しております。開催に際しましては感染対策に十分配慮致します。ご理解ご協力の程お願い申し上げます。

当研究会では6月15日より一般演題を募集致します。多数の演題登録と当日のご参加をお待ちしております。

謹白

第40回Microwave Surgery 研究会
会長 椎名 秀一朗
(順天堂大学大学院医学研究科 消化器画像診断・治療学 教授)